ナチュラル

私が人生で初めてBLに触れた作品はたぶん「カードキャプターさくら」でした。

主人公(小学生女子)がずっと片想いしていた主人公の兄の親友(高校生男子)は実は主人公の兄と完全にデキあがっていて。

そんな壮絶な展開を当時小学生だった私は案外あっさり受け入れたわけです。ぶっこまれ方があまりにもナチュラルでしたから。さすがCLAMP先生。

みなさん、いいですか。
カードキャプターさくらは「なかよし」という小学生女子を対象にした雑誌に載っていた作品です。BL誌ではありません。アニメ化もされています。講〇社さんと某国営放送さんには時折狂気を感じます。

みなさん、いいですか。
みなさんが思っている以上にいろんなところにBLは転がっています。
それを拾うか、見過ごすか、
それだけなのです。「腐女子腐男子」か否かなんて違いはそれだけなのですよ。

ちなみにカードキャプターさくらにはBLだけでなく「百合」や「小学生と教師による年の差婚約」という要素もふんだんに取り入れられています。今思えばすごい。

こくぶでした。